AIチップは誰が作る?

 日経テクノロジーオンラインでのコラム、テクノ大喜利で、「AIチップは誰が作る?」というテーマで議論した記事を掲載しました。現在のディープラーニングなどAI関連の処理を実行するシステムの多くは、既存のコンピューターをベースにして作られています。革新的な技術開発の力点は、学習のアルゴリズムや、学習の教材となるデータを集めるIoTシステムなどにあります。

 

 しかし、ビッグデータを教材とした学習や、さまざまな応用に際しての処理を実用レベルで実行するには、現在のコンピューターは余りにも非力です。AI関連の処理を駆使したシステムを構築するには、半導体チップにも何らかのブレークスルーが必要になると思われます。今回のテクノ大喜利では、AIチップの覇権の行方を論じることで、AI産業の未来のかたちを考えました。よろしかったら、お読み頂けると幸いです。