恐ろしいほどのパッションを感じた展示会

 東京ビッグサイトで開催された、ネイルサロンを対象にした展示会「東京ネイルフォーラム」を取材させせていただきました。来場者のほとんどが女性。実は先週組み込み技術の展示会「ESEC」を同じ会場で取材したのですが、あまりの客層の違いにびっくり。


 また、私がよく知る展示会との大きな違いが、もうひとつ。来場者の真剣味がまったく違うのです。美容やおしゃれに関する展示会ですから、みんな楽しみながら来ていると思いきや、実演コーナーなどでは、カメラを構える人、メモを取る人の群れ。真剣というより、鬼気迫るといった感じでした。


 電子業界の展示会や学会でも昔同じような光景を見たことがあります。日本にキャッチアップする前の韓国や台湾の技術者です。久しぶりにパッションを感じる展示会を見て、この業界は絶対に衰退しないと確信しました。