こんにちは。4月14日、株式会社エンライトは、無事に登記申請を終えて、本格的な活動をスタートしました。よろしくお願い致します。
活動開始と同時に、企業ロゴを作りました。企業理念に沿って、プロのデザイナが、デザインしてくれたものです。八方向に輝く光で、太陽が森を育てるように、企業の活動を支援していく様を表現していただきました。結構、気に入っています。
私には、自分で会社のロゴをデザインできるような、スキルもセンスもありません。このため、「できればプロのデザイナに作ってもらいたいな」と考えていました。一方で、「起業したての会社なのだから、贅沢がすぎるのでは」とも感じていました。これまでの経験から、ロゴの制作と使用に、どのくらいの費用がかかるのか、分かっていたからです。
そこで今回は、いま注目の仕事の外注手法であるクラウドソーシングの仕組みを使って、ロゴの制作を公募してみました。クラウドソーシングは、不特定多数の腕に覚えのある専門家に、仕事の内容と報酬をネットで公開して、外注先を探す仕組みです。専門サイトとして、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などが有名です。私は、クラウドワークスを利用しました。
今回のロゴ作成の依頼は、報酬2万円で、10日間のコンペ形式で行いました。私が公開したデザインの簡単な要求仕様と、会社の概要を見て、デザイナがロゴを制作し、それぞれが提案するコンペ形式です。最終的に採用されたデザイナが報酬を手にします。
応募は、19件ありました。どれも、会社のコンセプトをうまく咀嚼してくれたもので、採用案の選考は本当に悩みました。予想をはるかに超えるクオリティです。しかも、細かな手直しの要求にも応えてもらえます。クラウドソーシングという仕組みの威力を、まざまざと見せつけられた思いでした。
クラウドソーシングは、専門的なスキルを要求する仕事を外注する時、大きな力になることは確実です。日本中、世界中の専門家に仕事を、気軽に発注できます。その一方で、「これは、仕事を受ける側の専門家にとっても難しい時代に入ったな」と感じました。発注者と受注者の人脈が仕事の質に大きく影響する時代は、終わりつつあるのかも知れません。
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